【自動売買】仮想通貨自動売買環境構築 ~プログラム動作環境構築編~

こちらでVPSの準備まで説明をしました。
次にVPSの環境上でプログラムを動作させる環境を作っていきましょう。

目次

プログラムを動作させるって、何を用意すればいいの?

今回は「Python」というプログラム言語を使ったプログラムを動作させていこうと思います。

Pythonって何?

プログラムを書くには、決まった文法のようなものに従って書く必要があります。
アメリカ人とやり取りするときに英語の文法に従って書くようなものですね。

その英語にあたるものを今回「Python」というプログラム言語を使います。

「Python」という言語は 難しい専門知識もいらず、他のプログラム言語よりも文法がシンプルであり、人間が読み書きするに当たってわかりやすい構造となっているため、プログラムを触ったことのない人でも比較的簡単に扱うことができます。

Python側で用意されているライブラリ(機能の集合体のようなもの)も多々あるため、それらを使えば目的の処理も簡単に書くことができます。

自動売買プログラムを動かすのに必要なもの

以下のものをパソコンにインストールすることで自動売買プログラムを動作できるようにします。

  • Anaconda:Pythonを動かすのに必要なものがパッケージングされています。
  • Git:取引所で提供されている注文用コマンドを動かすのに必要なプログラムがネット上に公開されていますが、それを一式ダウンロードするためのツールです。 (本来の用途は他にありますが、ここでの説明は割愛します)
  • bitbank公開ライブラリ:pythonのプログラム上で注文用コマンドを使えるようにするためのライブラリ(=機能)をインストールします。今回はbitbank上で注文できるようにするため、bitbankのライブラリを使います。

これらを順にインストールしていきましょう。

「Anaconda」のインストール

まずこちらのページからAnacondaのダウンロードページに行きます。
↓のような画面に飛ぶと思います。

そうしたら、少し下にスクロールするとダウンロードリンクが出てくるので、↓の赤枠で囲った「Python 3.* version」を選びましょう。
64bitか32bitかはお使いのパソコンに合わせて頂ければと思います。ABLENETのVPSをお使いであれば 64bitです。

ダウンロードまで完了しましたら、インストールです。
ダウンロードした「Anaconda3-2018.12-Windows-x86_64.exe」のような名前のファイルを実行しましょう。
ガイドに沿って以下まで進めます。

NEXTを選択
I Agreeを選択
Just Meの状態でNextを選択
Nextを選択

ここまでくると次に以下のような画面になります。
ここで2つのチェックボックスが現れますが、2つともチェックします。
特に上のチェックボックスは「Not recommended」と書かれているため心配になるかもしれませんが、環境変数というものを自動で設定するかどうかを聞いています。
自分でできそうであれば外してもよいですが、変なところでつまづいてしまうよりかは、チェックして自動でやってもらった方が楽です。

以上でAnacondaのインストールは完了です。

Pythonの動作確認チェック

AnacondaをインストールしたのでPythonが動作できるようになっています。
確認のために以下のようなコマンドを打ってみます。

コマンドプロンプトを起動して(windowsメニューで「cmd」と打ってみてください)
コマンドプロンプト上で「python」と打ってみます。

すると、赤枠で囲ったようなPythonのバージョンが表示されるはずです。
表示ができているのであれば正しくインストールされています。

「Git」のインストール

今回、bitbankで注文を出せるようにしたいと思いますが、bitbankのライブラリ(注文用のコマンド集のようなもの)がGitHubというところに公開されています。
これをダウンロード+インストールするために「Git」というツールをインストールします。

こちらのページにアクセスするとGitのダウンロードが始まります。

「Git-2.20.1-64-bit.exe」のようなファイルがダウンロードされると思いますのでこれを実行します。
ダウンロードしたいだけなので、以下のように選択してインストールをします。

Nextを選択
そのままでNextを選択
何も変えずNextを選択
そのままNextを選択
Visual Studio Codeを選択し、Next
デフォルトの真ん中を選択しNext
Use the OpenSSL libraryのままNext
デフォルトの一番上のままNext
ここではUse Windows’~を選択しNext
全てチェックを外した状態でInstall

以上でGitのインストールは完了です。

Gitの動作確認チェック

インストールができたら、Gitが正しく動作しているかを確認をします。
再度コマンドプロンプトを立ち上げ(Pythonの確認の時に立ち上げたままであれば一旦落としてから立ち上げなおす)、以下のように「git –version」と入力します。
赤枠で囲ったようにGitのバージョンが表示されれば正しくインストールされています。

bitbank公開ライブラリのインストール

最後にbitbankの注文コマンドを使用できるようにするため、GitHub上に公開されているbitbankのプログラムをインストールします。

以下のようにコマンドプロンプト上で「pip install git+https://github.com/bitbankinc/python-bitbankcc.git」と打つことでインストールをすることができます。

最後に「Successfully installed python-bitbankcc-0.0.4」と表示されればインストールが完了です。


ちょっと長かったかもですが、以上でプログラムを動作させるための環境構築は完了です。